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​研究紹介

低フィチン種子におけるミネラル分布の変化
フィチン酸は様々な金属イオンと結合する性質を持つため、金属の貯蔵においても重要な働きをしています。
したがって、フィチン酸が減少した種子ではフィチン酸に結合できなくなった金属の分布が変化する可能性が考えられ、種子の栄養学的観点から、その実体を明らかにする必要があります。

私達は、蛍光X線分析という手法を用いて、種子内の金属の分布を詳細に明らかにすることに成功しました(図4)。その結果、低フィチン米では、カリウムがアリューロン層から胚乳へ拡散し、亜鉛と銅がアリューロン層へ集中するようになることが初めてわかりました。この結果は、玄米を利用する場合と白米を利用する場合とでは栄養価が異なることを示しています。
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